──その後、DDTプロレスリングにゲスト参戦することもありましたが、東京女子プロレスに本格出場することになったのは2021年から。この参加もご自身の意思ですよね。
荒井 もちろんです。よく「やらされているんでしょ?」とか言われるけど、自分で決めてやり始めました。それから「生き残るために必死だね」とも言われるけど、全然そんなことはなくて。むしろ私、芸能界で生き残りたいという気持ちがあまりなくて。たぶんSKE48を辞めたら、速攻で芸能界を離れるんじゃないかと思います。じゃあなぜ私がプロレスをやることにしたかというと、コロナで時間があったから。
──またしても! 豆腐プロレスのときと同じパターンじゃないですか(笑)。
荒井 真面目な話をすると、「やりませんか?」って高木三四郎社長から声をかけていただいたんです。アイドルをやっていても新しい挑戦をさせてもらう機会ってなかなかないから、話をいただけたこと自体がうれしかったんです。
それに東京女子側としては私の他にも何人か候補がいたらしいんです。これはネットニュースで私も知ったことなんですけど、須田亜香里さんも声をかけていただいたそうですけど断ったらしいですし。「自分以外のアイドルが東京女子のリングで活躍している姿を見たら、きっと悔しく感じるはず。だったら後悔しないよう、全力で頑張ってみよう」と考えたんです。