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UPDATE|2021/12/01

『乃木坂工事中』で鈴木絢音が見せた本気、ダンボール工作やイラストで秋田名物をアピール

アイドル番組定点観測 第145回

雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第145回となる今回の観測期間は11月23日(火)~11月29日(月)。

【写真】乃木坂46「真夏の全国ツアー2021 FINAL!」ライブ写真【18点】

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11月28日(日)放送の『乃木坂工事中』(テレビ東京)は「これなら語れるグランプリ2021」の第3弾。これがなかなか見どころの多い回でしたね。まず何より1人目のプレゼンターとして「秋田の甘んめえもの」を紹介した鈴木絢音の、この企画への熱量がすごかった! 5時間をかけた手作りのガチャガチャを持ってきたかと思えば、ダンボール工作や手描きイラスト、飛び出す絵本のような仕掛けなどさまざまな手法を駆使してプレゼン。グルメを紹介するなら説明は口頭だけでも番組として成り立ったはずなのに、わざわざ何時間も掛けて準備してくるところに、番組や乃木坂46に対する想いが伝わってきました。

終始ニコニコでプレゼンしていた鈴木ですが、そういえば“Sの遺恨”は解消されたんですかね? 鈴木とバナナマン・設楽といえばかつて『乃木坂工事中』のゲーム企画などで数々の禍根を残してきた間柄ですが、今回の微笑ましいやりとりを見ている限り、関係は改善された様子。もっと歴史をさかのぼれば、番組収録中一切笑顔を見せない鈴木のために「絢音ちゃんの笑顔が見たい!」(2016年)という企画が行なわれたこともありました。何年も彼女のことを見続けているファンにとって、スタジオの真ん中で楽しそうに話す今回の姿は感慨深いものがあったのでは?

AUTHOR

左藤 豊


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