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UPDATE|2021/11/30

HKT48松岡菜摘が語るアイドルを10年続けてきた理由「いい意味で諦めるタイミングが来なかった」

HKT48 松岡菜摘 撮影/佐賀章広

今年、結成10周年を迎えたHKT48。12月1日には2ndアルバム『アウトスタンディング』が発売される。今回、1期生として10年間グループを牽引してきた松岡菜摘を直撃取材。15歳から25歳まで、そしてこれからもアイドルを続けていく理由を聞いた。

【写真】アイドル活動11年目に突入したHKT48松岡菜摘の撮り下ろしカット【10点】

11月26日、HKT48は劇場デビュー10周年を迎えた。

人気アイドルグループが10周年を迎えることは、さほど珍しいことではないかもしれない。それはメンバーが卒業したり、新加入したり、という新陳代謝をずっと繰り返しているから。ただ、HKT48の1期生に関しては正真正銘、グループの歴史とともに10年間、活動を続けてきた。10周年記念公演のステージに立った1期生は6人。これは他のアイドルグループと比べても、かなり多い人数である。

「それはきっとHKT48だから、なんだと思います。10年間、活動してきて、それがよくわかったんですよ」

そう語るのは1期生にして、チームHのキャプテンを務める松岡菜摘だ。15歳で初公演のステージを踏んだ彼女も、現在、25歳。まさに青春のすべてをHKT48に捧げてきた存在である。

「アイドルグループってどうしても選抜がすべてで、選抜メンバーが表に出ることが多くなっちゃうんですけど、HKT48の場合、選抜がすべてじゃないんですよ。選抜に入れなかったとしても、自分の得意なジャンルがあれば、そちらで輝けるチャンスをもらえることも多いんです。だから、いい意味で諦めるタイミングが来ないんですよね。

もちろん、自分から動かないとダメなんですけど、自分で武器を見つけて、それを磨いて動くってことはさっしー(指原莉乃)から学んだことだし、いつのまにか、みんな無意識のうちにそれをやっていたって感じです。気がついたら10年、みたいな」

AUTHOR

小島 和宏


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