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UPDATE|2021/11/23

ももクロ・あーりん主催のフェスで「見つかった」HKT48地頭江音々「次は単独で武道館に立ちたい」

AYAKARNIVAL2021より、佐々木彩夏とHKT48



運もよかった。アイドル全開のステージのわずか1時間後に黒い衣装でクールに決めて、カッコよく歌い、踊っているのだから、もうそれだけで「おっ!」と目を惹く。絶妙な出順、そして佐々木彩夏が引いてくれた奇跡の1曲。さまざまな偶然が重なったこともギャップをより引き立たせてくれた。実はこの日の模様はLINE LIVEには生配信もされていたのだが、そのアーカイブが12月17日まで視聴可能となっており、これから購入することもできる。気になったという方はぜひとも視聴してみていただきたい。HKT48の新しい一歩がそこにはしっかりと刻まれている。

偶然といえば、ももクロが『サラバ、愛しき悲しみたちを』をライブで初披露したのも、ここ日本武道館のステージだった(2012年11月5日『ももクロ男祭り2012』)。同じ場所で日付も近いこのタイミングでHKT48が9年後にその楽曲をカバーしたことは、偶然を飛び越えた宿命だったのではないか、とすら思えてしまう。

「武道館っていうことで、より気合も入っていました。私個人としてはアイドル好きなので、やっぱり武道館には特別な感情があるんですよ。アイドルになったからには武道館に立ちたいという想いはずっとあったし、実際に立ってみたら独特な“重み”を感じました。
私たち4期生としても武道館のステージに立ったことがないので……それに『サシコ・ド・ソレイユ』(2016年春のツアー。超ド派手な演出が話題に)を経験していないし、旧劇場のステージに立てていなかったりするので、コンプレックスではないんですけど、先輩方とちょっと空気感が違う部分があるんですよね。ただ、こうやって武道館のステージに立てたことで先輩方が歩んできた道を追体験できたような気がします。

あーりんさんが今回のテーマは『道しるべ』とおっしゃってましたけど、あぁ、本当にそうだなって。自分たちのステージがあって、メドレーもやりきって、そのときに思ったのは『今度はHKT48として日本武道館のステージに立ちたい!』でした。今回の経験をこれからのHKT48の活動につないでいきたいし『AYAKARNIVAL2021』に出演したことが、私たちにとって、HKT48にとって大きな道しるべになればいいな、と思います」

AUTHOR

小島 和宏


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