──スタニングアーツには、どういう経緯で所属したんですか?
やなぎば あまつ様が忙しくなって、私だけではお金の管理までするのが難しくなったんです。自分の活動もありますしね。そのときに相談したのが、あまつ様がモデルのお仕事をしていたアパレル会社のパルフェットで、友達みたいな感じで仲良くさせてもらっていたんです。そしたら「うちの会社にタレント部署を作って、2人で運営をして頑張れば?」と言ってくれて、正社員として雇用してくれました。最初はお金の管理だけだったんですけど、今はマネジメントにも介入してもらって、キャスティングのやり取りとか、私が行けない現場の付き添いもしてくれていて、とても感謝しています。
──会社から仕事のノルマはなかったんですか?
やなぎば ノルマというお話ではなく、月給分はしっかり働く……という感じですね。
──あまり聞かない雇用形態ですよね。
やなぎば かなり特殊だと思いますし、自由にやらせてもらっています。
──スタニングアーツを立ち上げるときに具体的なビジョンはあったんですか?
やなぎば なかったです。自分がグラビアに出ることもないと思っていましたし、まずはマネージャー業を中心に目の前のことをやろうという感じで始まりました。営業活動も全くしなかったんですよ。『ヤングアニマル』さんが1年間を通してあまつ様を掲載してくれた上、ちょうど電子書籍も始めるということで、それにも出していただいたのもあって、待っているだけで、たくさんお仕事が入っている状態でした。今は1年半前にグラビアコーディネーターの方に入ってもらったので、あまつ様のグラビア関連のお仕事を面倒見てもらって、営業もしてくださっています。
──マネージャーとして見て、あまつ様ととみこさんのすごいところはどこだと分析しますか?
やなぎば あまつ様は“2.5次元モデル”と謳ってグラビア活動をしていますが、もともとグラビアへの思い入れが強くて、一貫して女の子にもいいと思ってもらえるセクシーな写真にこだわっているので、それが他にはない個性になっていると思います。とみこはファンの方が好きなものを分かっていて、期待を裏切らない写真を定期的に投稿しているので、プロデュース力が高いなと思います。2人に共通するのは、しっかりと自分を持っていることですね。