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UPDATE|2021/12/01

TVディレクターとして芸能人の不倫会見へ…コスプレイヤー・やなぎばころんの意外すぎる過去

やなぎばころん/撮影:coto


──え!? ディレクターになるまでって、かなり時間がかかるんじゃないですか?

やなぎば 普通はかかりますし、私も入社するときにAD期間は長いと聞いていました。直属の先輩も入社7年くらいADをやっていましたし、それぐらいかかるものなのかなと。ただ私は「自分の番組を作りたい!」みたいな野心も全くなかったですし、ADの仕事も楽しんでいたんです。ただ上のディレクターがお金の関係で切られたりして(笑)、私たちの世代から一気にディレクター昇進が早くなっちゃったんです。それで2年半ADをやって、急にディレクターに昇進しました。

──「芸能人に会える!」みたいなミーハー意識はありましたか?

やなぎば それが全くなかったんです。面接のときから「芸能に興味がない」って話をしていたので、そこを買われたみたいです。その当時は某芸能人の不倫報道が過熱していた頃で、その取材に勤しんでいました。すごく性格が悪いんですけど、当時は芸能人に突っ込んだ質問をするのが気持ち良くて(笑)。ところが、ある日ふと「他人の不倫に興味ないな」と思っちゃって。人間関係に悩んで疲れていたのもあったので、ディレクターになって1年ぐらいで辞めさせてもらいました。

──専門学校、制作会社時代もコスプレ活動は継続していたんですか?

やなぎば 専門学校時代は周りにオタクも多かったので、専門学校時代はコスプレROMを出していました。その頃から、コスプレイヤーがメディアに取り上げられるようになって、コスプレイヤーもお仕事になるんだと知ったんですけど、私自身はお仕事にしようとは考えてなくて。当時は、あくまで好きだからコスプレをやっていました。
制作会社時代は、お金はあっても時間がなかったので、コスプレイヤーとしては静かな時期でした。一応、Twitterのアカウントは残していたんですけど、ほとんど動かしていなくて。

AUTHOR

猪口 貴裕


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