──学校ではどんなタイプでしたか。やなぎば 小学生の頃から、わりと目立つタイプで、進んで応援団長をやったりしていました。目立ちたがり屋だったと思います。
──子どもの頃から目立ちたがり屋というタイプは、コスプレイヤーの方では珍しいですね。やなぎば そうかもしれないですね。コスプレイヤーの人と学校の話をすると、「私はそういう目立つことを遠くから見ていたタイプ」みたいな答えで、かみ合わないことが多いです。そうやって普通に学生生活を楽しく過ごす一方で、みんなには内緒でコスプレをしていました。
──学生時代にコスプレ活動を始めたんですか?やなぎば 高校生になってバイトができるようになってからは、お金を貯めて、コスプレ衣装を買っていました。それを見た親は「ちょっとなぁ……」みたいな反応で、いまだにコスプレには抵抗があるって言われます。実は私が今コスプレをお仕事にしているのも話していないんです。芸名も知らないですし、マネジメント方面の話だけしています。たまに「自分でもコスプレをやっているんだけど」って言うと、ちょっと嫌な顔をされます(笑)。
──コスプレをするときには、どんなこだわりを持っていますか?やなぎば なるべくペラペラの衣装は着ない。見返したときに、自分自身でダサいと思わない、ですね。納得のいった衣装を着た写真だけを世の中に出しています。
──やなぎばさんがコスプレ活動を始めた頃から比べると、様々な雑誌でコスプレイヤーが表紙を飾っている現状は、どのように映っていますか?やなぎば 面白いなと思います。昔はコスプレイヤーがセクシーな格好をすると、すごく叩かれる対象だったんです。私もパンチラしただけで叩かれましたからね。それに比べたら、セクシーなコスプレイヤーが多くの人の目に留まって、いやらしいものではないという感覚になって、寛容でいい時代になりました。
【中編はこちら】TVディレクターとして芸能人の不倫会見へ…コスプレイヤー・やなぎばころんの意外すぎる過去▽やなぎばころん
少女のようなルックスと、むっちりとした柔肌のギャップが魅力的なコスプレイヤー。普段は2.5次元モデル・あまつまりなのマネージャーを務める。また、こだわりの詰まった同人写真集は必見!