“2.5次元モデル”として話題を呼んでいる「あまつまりな」のマネージャーを務める傍ら、コスプレイヤーとして同人写真集などをリリースする活動をするやなぎばころん。今回、コスプレを始めたきっかけや意外な過去、そしてマネージャーとしての仕事についてお話を聞いた。
(前中後編の前編)
【写真】あまつまりなのマネージャーとしても話題・やなぎばころんの撮り下ろしカット──オタク文化に興味を持ったのはいつ頃ですか?やなぎば 小学生のときにテレビでメイド喫茶を特集した番組を見てオタク文化を知ったんです。それでメイドに憧れを持つようになったのと、父親に初音ミクの存在を教えてもらって。そこから秋葉原の文化にも興味を持つようになりました。
──娘に初音ミクを教えるお父さんもすごいですね。やなぎば 父親は電子系のお仕事をしているので、秋葉原と縁があって、電気街でパーツを買ってパソコンを組むような人なんです。なので初音ミクが好きという訳ではなく、「こういう製品が出たんだよ」みたいな感じで、初音ミクを使ったコンテンツを見る方法を教えてもらいました。
──小学生でネットもチェックしていたんですか?やなぎば 父親から使わなくなったパソコンを譲り受けていたので、小学生高学年の頃からネットは見ていましたし、パソコンをいじっている時間も長かったです。習い事を幾つかやっていたので、携帯電話も持たせてもらっていて、電子系に触れる機会は多かったですね。