「ミスFLASH 2021グランプリ」を受賞し、“グラビア界一の黄金比ボディ”として注目を集めているグラビアアイドルの名取くるみ。日々SNSで公開する「#下着グラビア」も好評を呼ぶ彼女の、知られざるこれまでに迫る。(前中後編の前編)
【写真】八重歯がキュートな名取くるみの私服撮りおろし【10点】──まずはグラビアのお仕事を始めたきっかけから教えていただけますか?名取 友達の紹介で、ブランドのお洋服を着てウォーキングするモデルのバイトを大学4年生のときにしたんです。そのときに現場にいらっしゃった方から、「グラビアができる子を探しているのですが、イメージDVDに興味ありませんか?」と声をかけていただいたのがきっかけですね。
──もともと芸能界に興味はあったんですか?名取 まったくなかったです。それまではMR(医薬情報担当者)になってバリバリ稼ぐぞ! って思っていて、すでに製薬会社から内定ももらっていたんです。でも、そういう普通とは違う道に進んだら人生が楽しそうだなと思ってグラビアを始めました。ただ内定先に辞退するとお伝えするのが気まずくて……。
──内定もあって芸能界に興味がなかったのに、よく決断できましたね。ご両親はどんな反応だったんですか?名取 グラビアというのは伏せて、ただ「芸能の道に進みたい」と話したんですけど、反対されましたね。特にお母さんは製薬会社に就職してほしかったみたいで「1、2年経って芽が出なかったらちゃんと就職して」と言われました。
──実際に初仕事がイメージDVDだったんですか?名取 そうです、いきなりイメージDVDでした(笑)。それまで映像系のグラビアについて知らなかったんですけど、とんとん拍子に撮影が決まったのもあって撮影前に観ることもなくて。当時は事務所にも所属していなかったので、撮影現場では本当に右も左も分からない状態だったんです。でも、ダンス経験を活かしてなんとなく自然体な感じで見せることはできたのかなと思います。
──事前の打ち合わせでは、いろんな水着が並んでいる訳ですよね。名取 「このTバックは何?」と思いながら試着していました(笑)。ほとんど海やプールに行ったことがないので、水泳の授業以来の水着でしたね。
──授業ぶりなのにTバックとはずいぶん思い切りがいいですね(笑)。名取 人生一度きりなので、やれることはやろうと思ったんです。それと私、漫画が大好きなんですけど、少年誌や青年誌にグラビアって付き物じゃないですか。そういうのを見て水着もファッションの一部としてとらえていて、可愛くてキレイだなと思っていたんですよね。なので、グラビアで水着を着ることに抵抗はなかったんです。