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UPDATE|2021/10/17

“街を駆ける社長令嬢” 橋本萌花、これまでの軌跡「一度芸能界への夢を諦めた先で見た景色」

橋本萌花 撮影/松山勇樹



──橋本さんの務めていたお店では露出度の高い水着でのパフォーマンスもありますよね?

橋本 そうなんですよ。高校を卒業したばかりの頃は今より太っていたので、最初は水着に抵抗があったんですよね。でも歌いたい気持ちの方が強くて、働いているうちに徐々に抵抗がなくなっていきました。あと働いているうちに体重が10キロぐらい落ちたのもあります(笑)。

──10キロですか!

橋本 毎日踊っていたのもありますけど、無理をしない程度に食事制限もしたんです。というのもお店の衣装のサイズが1つしかなくて、太っているとチャックが締まらなくて……。身長173センチの私と身長145センチの子が同じサイズの衣装を着るんですよ(笑)。1日3公演のほかにレッスンもあって、毎日がハードでしたけど、そのおかげで自然と痩せることができました。

──学生時代の歌とダンスの経験は活きましたか?

橋本 そうですね。センターで歌わせていただくことも多かったので、歌とダンスをやっておいて良かったなと思いました。

──お店の客層はどんな感じなんですか?

橋本 女性が圧倒的に多いですね。もちろん男性もいらっしゃるんですけど、一緒に連れて来た女性を楽しまたいという方が多かった印象です。韓国、中国、フィリピンなど、海外のお客さんも多かったですね。

──そのお店にはどれぐらい在籍したんですか?

橋本 2年半です。

──けっこう長いですね! 入れ替わりの激しい世界というイメージでした。

橋本 実際かなり入れ替わりは激しかったです。芸能界を目指している子だったり、お店自体に憧れて入ってくる子も多かったですけど、きつくて辞めていくんですよね。その中で残っていく子たちは、みんな意識が高かったですね。

CREDIT

取材・文/猪口貴裕 撮影/松山勇樹


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