──ご家族は火将さんの活動を応援してくれているそうですね。
火将 はい。そもそもコスプレを始めたきっかけはお兄ちゃんですし、両親も「やりたいことをやりなさい」って背中を押してくれました。ファン1号がお兄ちゃん、ファン2号がお母さん、ファン3号がお父さんです!
──ということは実家に火将さんのグラビアも飾ってあったりするんですか?
火将 あります! 今まで出させていただいたグラビアはラミネートにして保存してくれていますし、写真集も1冊だけじゃなく、保存用、観賞用で2冊以上買ってくれるんです。
──家族にコスプレ写真を見られる恥ずかしさはなかったんですか?
火将 不思議と恥ずかしさはなかったですね。子供の頃は人前に出るのがすごく嫌で、引きこもりがちだったんですけど、コスプレをすると別人格になるというか。派手な衣装を着ると自分の気持ちも明るくなって、「見て!」って感じになるので、コスプレ写真を家族に見られるのは全く抵抗がなかったです。でも今回の写真集は素の姿も多くてちょっと恥ずかしいです。みなさんに対しても、いつもは着飾っているのに、こんな自分を見せていいのかな、普通の格好で大丈夫かなって心配もあります。
──地元の川越で撮る以外で、今回の写真集で火将さんからリクエストしたことはありますか?
火将 昔からみんなと同じことをやりたくないという気持ちが強いんです。誰かがやったことを真似しても、その人は超えられないじゃないですか。だから今回の写真集でも、誰もやってないことでインパクトを残せたらいいなと考えたときに、“火ブラ”はどうかなと。