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UPDATE|2021/09/07

田中圭、驚異の役作りで共演者に気付かれず 堤幸彦監督「恐るべし田中圭」

『死神さん』配信記念イベントに出席した田中圭 撮影/山田健史

俳優の田中圭、女優の前田敦子が7日(火)、都内にて開催されたHuluオリジナル『死神さん』配信記念イベントに、共演する竹中直人、堤幸彦監督とともに出席した。

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同作は、大倉崇裕の同名小説『死神さん』を原作にした痛快ミステリードラマ。“死神”と呼ばれる再捜査専門のクセモノ刑事で本作の主人公・儀藤堅忍(ぎどう・けんにん)を田中が、儀藤をサポートするメイを前田が演じる。

田中は「主人公、儀藤堅忍の変なキャラクターは見どころのひとつになっているんじゃないかな」とアピール。続けて「相棒が毎話毎話変わるんです。スペシャル感があって、1話完結ですけど繋がっているところもあるので全6話楽しんで観ていただけるんじゃないかなと思います」と作品の魅力を語った。

また、原作を読んで儀藤のキャラクターを「どう作っていけばいいんだろう、どこまで残せばいいんだろう」と悩んでいたそう。堤監督が提案したホクロについては「最初は『ホクロ、つけます?』って思ってたんですけど、良い意味で目立ちますよね」と納得の出来栄えとなったことを明かした。

さらに「竹中さんと蓮佛美沙子ちゃんがゲストに来てくださって、本当に久しぶりで『久しぶり!』って会話で入りたかったんですけど、ふたりとも最初僕に気付かないんです。儀藤の格好してるから。ちょっとうれしいというか、やっていて楽しくなっていきました」と共演者に気付かれないほどの変貌ぶりであったことを告白。堤監督は「恐るべし田中圭」とその演技力を称賛していた。

5代目相棒として出演する竹中も「圭ちゃんのキャラクターが最高なんですよ。近づいてくるだけでなんとも言えない圧迫感があるんです。普段の圭ちゃんと違くて、それがたまらない」と田中を絶賛。「圭ちゃんといると心がわくわくするっていうか、キャラクターを作っている圭ちゃんがチャーミングなんです」と愛情を炸裂させていた。

田中の本性をキャスト陣が暴くというコーナーでは、前田が「撮影終わりの夜ご飯のメニューを考えてます」と田中の裏側を暴露。田中は「だいたいUber(EATS)なんですけど、それくらいしか1日の楽しみがないわけですよ(笑)。ずっと毎日現場で。夜ご飯なにがいいかなって考えるのが毎日の楽しみで、あっちゃん(前田)とかに『ちなみに今日の夜ご飯なに食べるんですか』って聞いたりして教えてもらったら『いいなぁそれ食べよう!』とか。たしかに毎日考えてます」と笑っていた。

Huluオリジナル『死神さん』は、9月17日(金)からHuluで毎週金曜、1エピソードずつ配信(全6話)。各話約50分。

(C)HJホールディングス

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