──卒業が発表されて、他の期生はどんな反応でしたか?
渡辺 4期生の松尾美佑ちゃんは、泣きながら連絡をくれました。「みり愛さんがいないと生きていけないです!」って。「大丈夫だよ。生きていけるよ」って言ったんですけど、かなり私に依存してくれているんです(笑)。3期生は仲良しのメンバーが多いので、たくさん連絡をもらいました。後輩に慕われていて、よかったなって思いました。
──1期生は?
渡辺 (和田)まあやが泣いてくれました。可愛いなって思うのが、(齋藤)飛鳥ちゃん。卒業が決まってから、やけに話しかけてくれるようになって。「写真集見たよ」とか「ダンスいいね」とか褒めてくれます(笑)。(高山)一実さんも、「みり愛ちゃんのこういうところがいいよね」って褒めてくれて。みんなが褒めてくれるので、卒業も悪いもんじゃないなって思います(笑)。
──気になるのは卒業後です。
渡辺 一旦、お休みする期間にします。身も心も休めながら、自分のやりたいことを見つけようと思っています。どんな方向に進むかも全然決まっていないんです。その先が芸能界かもしれないし、一般企業かもしれない。やりたいことがいっぱいあるんです。中途半端な状態だから、進む道をハッキリさせたいなと思っています。
──写真集のインタビューでは、「アイドルに向いていない」と書いてありましたね。
渡辺 はい。向いていません(笑)。写真集のタイトルは『消極的な華やかさ』ですけど、例えばバラエティ番組での私は積極的に自分をアピールできませんでした。この性格だと向いていないなと思いました。でも、こんな性格でも花を咲かせられる場所はあると思います。そんな場所に飛び込んでいきたいです。