──「イベントで解体ショーをやる」ということは川村さんから提案したんですか?
川村 そうですね。会場がKT Zepp Yokohamaだったので、ステージも広いから出来るんじゃないかなと思って、事務所だけでなく協会の方にも相談して実現しました。やっぱりこれまでにないことなので、最初はできないかもしれない、と言われていたんですけど、自分で場を作らない限りファンの方の前で披露できないと思っていたので、どうしてもやりたくて。せっかく取得したのに、ショーを見てもらえないとこの先にもつながらないですし、1回やらせてくださいとかなりお願いしました(笑)。
──これから、1級マグロ解体師の資格を活かしてやってみたいことはありますか?
川村 これまで捌いたのが最高31キロなので、できるのかは分からないですけど、100キロのマグロはいつか捌いてみたいです。ただ、練習するにも100キロを2本なんて用意できないので、コツコツとキロ数を上げていくしかないのかなと思っています(笑)。あとは解体ショーをもっといろんな場所でできたらいいなと思っています。アンジュルムのみんながいる場所でもやりたいですし、あとはハロー!プロジェクトのメンバーさんも食べたいって言ってくださるので(笑)。
──ぜひ、お正月のハロー!プロジェクトコンサートなどで見てみたいです(笑)。
川村 確かに(笑)。そういう縁起のいい機会に、自分が捌いたマグロをお世話になっている方にも食べていただけたらいいですね。バースデーイベントでは会場にいたスタッフさんと食べたんですけど、もっと大きいマグロだったらもっとたくさんの人に振る舞えると思うので、会社規模でできればいいなとは思いますね(笑)。
──ちなみに、川村さんが好きなマグロの部位や種類はありますか?
川村 種類はやっぱり、マグロの王様と言われているクロマグロ。どこを食べても美味しいんですけど、初めて捌いたマグロを部位ごとに食べ比べたときに、捌きたての大トロがもう5分ぐらいずっとほわ〜ってしたくなるぐらい、すごく美味しかったです(笑)!