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UPDATE|2021/08/17

鷲見玲奈アナ、最初で最後の写真集を語る「ちょっとぷにぷにしている方が魅力的かな」

撮影/松山勇樹


――写真集の撮影に臨むにあたって、パーソナルトレーナーをつけてトレーニングを積んで体重を増やしたそうですね。

鷲見 個人的に女性の写真集を見ていて、ガリガリの体型だと「大丈夫かな……」って不安になっちゃうんです。どちらかというと、ふっくらしていたり、ムチムチしていたり、ちょっとぷにぷにしているぐらいの方が魅力的だなと思って。今回撮影するにあたって2キロぐらい増やしました。

――「フェチっぽい写真」というお話がありましたが、特に注目してほしいパーツは?

鷲見 どこだろうなぁ……。おなかがぷにっとしているので、そこですかね(笑)。雑誌のグラビアだと修正を入れちゃうんですけど、それをなくしたというか。完成した写真集を見て、「こんなに修正を入れてなかったっけ? 大丈夫かな……」って思うぐらい、良くも悪くもリアルが詰まっているかなと思います(笑)。

――初めて完成した写真集を見たときは、どんな気持ちでしたか?

鷲見 感慨深かったですね。初めて見たときはうるっときました。こんなに写真集の制作に関わっている被写体も珍しいだろうってぐらい、めちゃめちゃこだわって作ったんです。構成もそうですし、帯の文字の書体一つ取っても、「こうできませんか?」って提案をしました。

――書体までチェックしたんですか!

鷲見 書体もですけど、文字の色も意見を言わせていただいたんです。表紙タイトルで“すみ”だけピンク色になっていますよね。あれはパッと見の表紙の印象が黒と黄色とピンクだったので、そこに違う色を入れると気持ち悪くなるなと思ったんです。それで、全体のバランスを考えて、唇の色と同じピンク色がいいなと。ただ唇の色そのままだと暗かったので、気持ち明るくして、あの色に落とし込みました。

――さすが写真集好きだけあって、ものすごいこだわりようですね。

鷲見 スタッフの方には、よくここまで付き合ってくれたなって感謝しています。集英社さんから写真集のお話をいただいたときに、「写真集を出すなら、できるかぎり自分でも関わらせていただきたいです」ってお話をしたんです。そしたら「鷲見さんの思うようにさせてもらいます」と言っていただいたんですが、本当に細かい部分まで意向を汲んでくれて、満足度の高い写真集に仕上がりました。

【後編はこちら】鷲見玲奈アナ、最初で最後の写真集を語る「水着は恥ずかしさはなかったけど、寒かったです(笑)」
AUTHOR

猪口 貴裕


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