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UPDATE|2021/08/05

伊藤万理華が女子高生役で主演に抜擢、共演・金子大地と語る学生時代「スクールカーストは中の下(笑)」

金子大地 伊藤万理華 撮影/西邑泰和

元乃木坂46で現在俳優、クリエイターとして幅広く活躍する伊藤万理華が主演を務める青春映画『サマーフィルムにのって』(8月6日公開)。公開前から、期待の声が続々と上がっている。共演するのはドラマ『おっさんずラブ』(EX)で大きな話題になった俳優金子大地。今回2人に、映画の撮影秘話や、俳優としての役作りなどについて話を聞いた。

【写真】映画『サマーフィルムにのって』で共演・伊藤万理華と金子大地

――映画『サマーフィルムにのって』は、恋と友情に加え、時代劇、SF、全ての要素がシンクロする学校が舞台の青春映画です。劇中でも触れられていましたが、学校にはいわゆるスクールカーストというものがありますが、お2人の中高時代はいかがでしたか!?

伊藤 私は 中の下です(笑)。イケてるグループには入れなくて。ただ、友達には恵まれていたので、自分たちの教室を抜け出して、空いている教室へ行って、バカ騒ぎをしていました。演劇のようなことをしたり。

金子 僕はどちらかというと上の方だったかもしれないです(笑)。

伊藤 私とは交わらないですね(笑)。

金子 でも、そういう人たちって熱中するものがないんじゃないかと思っていて。上京してから痛感したのは、東京って何かに熱中している人たちがたくさんいますよね。例えばですが、教室の隅で一人で本を読んでいた人が上京すると、東京では共通言語を持っている人たちと何かをやり始めることが出来たり。自分の好きなことに熱中できることって、一番素敵なことだと思うんです。クラスのカーストなんて無意味だなって、上京してから痛感しました。あの時、もっと映画を観ておけばよかった、もっと本を読んでおけばよかった。そんな後悔ばかりしています。この映画は、まさにクラスの隅にいた高校生がエネルギーを発散させるストーリーです。

AUTHOR

犬飼 華


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