新感覚の女性声優フェス「EJ My Girl Festival 2021」が6月19日(土)、20日(日)の2日間にわたり、千葉・舞浜アンフィシアターで開催された。今回は初日19日のオフィシャルレポートをお届けする。
* * *
初開催となる「EJ My Girl Festival 2021」は、女性声優たちの素顔に迫るビジュアルブック「My Girl」の刊行5周年を記念し、昨年新たに立ち上がったアニソンフェス「EJ ANIME MUSIC FESTIVAL」とコラボしたライブイベント。
ライブパフォーマンスや“素顔”をテーマにしたトークコーナーに加えて、オリジナル脚本による朗読劇や出演者自身が選曲した一夜限りのカバーコーナーも設けられ、声優/アーティストの魅力を多方面から堪能できるプレミアムな内容となっていた。なお、本イベントは音楽コンサートにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインを遵守して開催された。
初日は伊藤美来、斉藤朱夏、芹澤優、東山奈央の4名が登場。トップバッターを務めた東山奈央は、最新ミニアルバム『off』に収録された「グー」などを披露し、いきなり観客のテンションを高め、MC・天津 向を交えてのトークコーナーでは、「休日の空いた時間はスキルアップに充てたい」とストイックな姿勢を見せ、「顧客満足度を考えてます!」とアピール。
TVアニメ『俺を好きなのはお前だけかよ!』のオープニングテーマ「パパパ」でライブをスタートさせた斉藤朱夏はロックなステージングを展開。ライブ後に感想を求められた彼女は「有観客のフェスが初めてなので、とても緊張しました」とホッとした表情を見せ、「素顔の自分はめんどくさがりで飽き性。割と適当で雑なザ・末っ子です」と明かした。
東山・斉藤のライブ後は、シンガー・TRUEによるゴスペルナンバー「memento」を題材に、本イベントのために脚本・小玉励が書き下ろした朗読劇のコーナー。主人公のOL(東山奈央)、天使(芹澤優)、死神(伊藤美来)、ピザ屋でバイト中の占い師(斉藤朱夏)というそれぞれのキャラクターに自身の個性を加えて演じ、見事な掛け合いを披露。