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UPDATE|2021/06/13

山口真帆、初主演映画『ショコラの魔法』「人間味がない人形のように演じた」

撮影/西邑泰和


――衣装も髪色も原作イメージそのままですが、実際、ショコラになってみていかがでしたか?

山口 最初、「私、似合ってますか?」と思いました(笑)。普段とは全く違う髪色やメイク、衣装だったので、「浮いてるんじゃないかなぁ」と思って不安だったんですけど、撮影が進むにつれてスタッフさんたちが、「もう、普段着じゃない?」と言ってくださったので、自信が持てました(笑)。紫の髪色は明るい色と暗い色を混ぜて、トリートメントもして、髪質もすごくこだわっています。いろいろなウィッグの中から、どれが一番ショコラに近い色なのか、ショコラ像を模索しました。衣装もチョコレート色をベースに、ショコラのイメージカラーである紫色が入っていたり、レースやフリルの中にパールが合わさっていたりするのが、かわいくて。普段はこういうゴシックな服は着ないので、撮影で着られてよかったなと思います。ただ、オーダーメイドで作られているので、“ザ・ジャストサイズ”なんです。少しでも体型が変わったら衣装が着られなくなってしまうので、体型管理は気を付けました。

――では、痩せたんじゃないですか?

山口 たしかに痩せました! 今日の取材では、久しぶりにこの衣装を着たんですけど、少し緩くなっていたので、「あ、痩せたんだ!」と衣装で分かりました(笑)。

――初めて映画の撮影現場はいかがでしたか?

山口 撮影中は、寒さに耐えるのに必死でした(笑)。ウィッグはちょっと暑いぐらいなんですけど、衣装はノースリーブなのですごく寒くて。屋外のシーンもそうですが、(ショコラの家の)「ショコラ・ノワール」も、チョコレートが溶けないように暖房が入れられなかったので、寒かったですね(笑)。

――共演者の皆さんのやりとりはいかがでしたか?

山口 共演者の皆さんとは、撮影の合間にいろいろとお話することができました。岡田(結実)さんとは共演シーンが多かったので、たくさんお話ししました。私も岡田さんもコスメが好きなので、お互いのおすすめのコスメの話をしていましたね。桜田(ひより)さんとは共演シーンが少なかったので、そこまでお話できる時間はなかったんですが、少しでもお話しできて嬉しかったです。

【後編】山口真帆が映画初主演「自信がなくても、自分の無限の可能性を信じてやることが大事」はこちらから
AUTHOR

小松 加奈


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