カメラ女子として知られるHKT48の豊永阿紀。独特のセンスや文才が光り、最新シングル『君とどこかへ行きたい』でも選抜メンバーに抜擢された。若い頃から一眼レフとふれあい、最近はフィルムの撮影にハマっているというが、豊永にとって、写真を撮る意味とは…?
【写真】豊永阿紀が撮影した写真作品ーー豊永さんとカメラの出会いは?豊永 父が撮影業をやっているので、生まれたときからカメラが家にたくさんある環境だったし、いつでも貸してもらえたんです。最初に借りたのは中3のときだったかな? 本格的に撮りはじめたのは高校生になってからです。
ーープロの機材ってことですよね?豊永 はい、一眼からのスタートなので、めちゃくちゃ恵まれていますよね。
ーー小さい頃からお父さんに写真をいっぱい撮ってもらっていた、とか?豊永 よく言われるんですけど、そういう記憶がまったくないんですよね。カメラマンの親を持つ人のあるあるだと思います。ただ、このあいだハッと気づいたことがあって。私、小さい頃、家中のタンスの棚を開けてまわるのが好きだったんですけど、そのとき「謎の物体」がたくさんあったんですね。
今になって思えば、あれって写真のネガだったんだなって。ひょっとしたら現像されていないだけで、あの大量のネガの中に私の写真が眠っているのかもしれませんね。