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UPDATE|2021/04/28

ラストアイドル・西村歩乃果「ヘアメイクだった少女がアイドルのセンターに立つまで」

ラストアイドル 西村歩乃果 撮影/coto



――西村さんは明るいイメージがありますがアイドルになる前から、そのようなキャラクターだったんですか?

西村 いまでこそいっぱい笑うし喋りますけど、昔は笑わないし無口な子でした。写真を見ても全部口をつぐんで笑ってないから、お母さんに「あんた使える写真ないから、笑って」って言われるほどだったんです。ただイタズラをするのは好きで、1個上のお姉ちゃんを泣かせて、ほくそ笑んでるみたいな、そんな感じでした。

――変わったキッカケは何だったんですか?

西村 小3くらいから、親に「笑いなさい」って言われるようになって。それで気づいたら、ゲラになっていました(笑)。人前に出て何かをするのも好きじゃなかったんですけど、親が目立たせたがりやで。「合唱コンクールでは、ピアノの伴奏者をしなさい」って言われて、中1〜高3まで、1年も欠かさずやりました。親がすごく厳しかったので、「親の敷いたレールの上を歩く」という感じでしたね。


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