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UPDATE|2021/04/12

『ノギザカスキッツ ACT2』完結、特別賞を受賞した乃木坂46・4期生黒見明香の陰には先輩の存在が

アイドル番組定点観測 第112回


そんな中、特別賞である「さらば賞」(共演しているさらば青春の光の2人が、スタッフの声などを考慮し、特に頑張ったメンバーに贈る賞)を受賞したのが4期生(新4期生)の黒見明香。

筆者も番組を毎週欠かさず見ていたのですが、当初彼女からは「ちょっと苦戦しているのかな?」という印象を受けていました。というか、そんなの当たり前ですよね。昨年2月に乃木坂46に加入し1年も経たないうちにテレビ(しかも地上波)でプロの芸人と一緒にコントをやれと言われて、一体どれだけの人がやれますか? 同期の林瑠奈と弓木奈於が序盤からトップギアのバラエティ力を発揮したことで結構みんな感覚が麻痺しているかもしれないけど、あの2人は“令和の怪物”級。標準は黒見のほうなんですよ、たぶん。

黒見自身それまでお笑いにはあまり馴染みがなかったそうですが、それでもコント「ザ・スキッツテン」(1月11日ほか放送)では“黒見柳徹子”として進行役を務め、またコント「ポジティブネゴシエーター・レイ」(1月4日放送)では感情移入し過ぎて涙を流すなど、次第に番組でも目立つ存在に成長。きっと実直に取り組んだ結果が「さらば賞」につながったのだろうな、と思います。

AUTHOR

左藤 豊


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